米Google は2014年10月20日(日本時間)、検索アルゴリズムの更新、通称ペンギンアップデート(Penguin Update) 3.0 を実施したことを公式に認めた。
Search Engine Roundtable を運営する Barry Schwartz氏が Google から回答を受けた。昨日速報でお伝えした通り、土曜日から米国の WebmasterWorld や Google Webmaster Help 等のフォーラムや Twitter でペンギン3.0実施の話題で持ちきりだったが、やはりアップデートが行われていた。
ペンギンアップデートはいわゆる「ブラックハットSEO」に分類される、検索エンジンスパムの排除・撲滅を目的とした検索アルゴリズムの更新。リンクスパムやコンテンツスパムなど不正に検索順位を操作しようとする試みを自動的に検出して無効にしたり検索順位を下げるなどの対応をする。今回のアップデートはアルゴリズムのコードレベルの書き換えも行うなど、比較的大きな更新が行われることが Google社員により予告されていた。一連のシリーズをペンギンと番号で表記し、今回行われたのは3回目の大規模な更新であることからペンギン3.0と呼ばれる。
