このページの本文へ

仕事術:ToDoリストで優先すべき5つのタスク

2014年10月12日 07時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)/大江戸スタートアップ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 無限に伸びるToDoリストの中、一体どの仕事を優先すべきなのか、米ビジネスメディア「FastCompany」が教えてくれた。能力が最大限発揮できるときに最重要の仕事をしろと言うのは簡単だが、ただでさえ忙しいとき、何が重要かをきっちり判断できるとは思えない。そこで重要なのは5つだという。

1. プロとしての大きな目標につながる仕事
2. 上司が最優先でやれと言った仕事
3. お金が儲かる仕事
4. 気分を楽にする仕事
5. 今日しか出来ない仕事

 「プロとしての大きな目標につながる仕事」は、確かに大切だがすぐやるべきかは分からない、という形で分類してしまいがちなタスク。忙しいとき、最も後回しにされがちだが、朝ちょっとだけ早く来て、プロとしての自分のために使う時間を確保すると楽になる。

 「上司が最優先でやれと言った仕事」……については言うまでもないが、苦手な上司(もしくは取引先)がいる人は意外とできないもの。誰かのために仕事をしている限り、何をすべきか分からなくなったら相手に聞きなさい、というのは鉄則。需要と供給だ。

 最も共感できて、かつ最も忘れがちなのは「お金が儲かる仕事」。洋書には「朝一番のメールチェックはやめなさい」(Never Check E-Mail In the Morning)というビジネス書もあるそうだが、確かに1時間かけて未読メールを減らすより、1本のアポを入れた方が売り上げには直結しそうだ。

 「気分を楽にする仕事」。逆にいえば、終わらせないと気がめいる仕事。ブライアン・トレーシーの啓発書「カエルを食べてしまえ!」にもあったが、気乗りがしない仕事ほどすぐに片づけた方がいい。ミスの報告、苦手な商談などなど。それが終われば、あとの時間はストレスなく仕事ができる。

 そして最後に「今日しか出来ない仕事」。やりやすいから、好きな仕事だから、という理由から、今日が締め切りの仕事を後回しにしてしまっては、いつまで経っても終わらない。明日になったら上司の気が変わる可能性もある。明日できることは今日しない(マニャーナの法則)。

 ちなみに、優先順位以前にタスクをまともに管理できないという私のような人間は、定番アプリ「Wunderlist」の手助けを借りるのがおすすめだ。iOS 8に対応し、通知センターでToDoを確認できる新機能も追加された。画面を下にスワイプするだけで今日すべきことを思い出せる。リストの5番も楽々クリアだ。



週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中