(株)日本格付研究所(JCR)が8日発表した信用格付で、(株)ニッセンホールディングスの長期発行体(債務者)格付は「A+/安定的」となった。
(株)セブン&アイ・ホールディングスグループの連結子会社になったことで、信用力が反映された。また、旧来のカタログを主としたビジネスモデルから、ネットを主としたモデルチェンジに苦戦し、収益の改善に手間取っている、とした。セブン&アイグループのオムニチャネル戦略のシナジー効果は時間かかるとみられているが、資金調達面でのシナジー効果は実現しているため、格付けを据え置き、見通しを「安定的」としている。