オリンパスイメージングは8月28日、ミラーレス一眼カメラ最新モデル「OLYMPUS PEN Lite E-PL7」を2014年9月下旬から発売すると発表した。ボディーのみの予想実売価格は7万円前後。
同社の「Pen」シリーズのミドルクラスにあたるモデル。下方に180度回転する液晶モニター(3型、104万画素)を新たに搭載することで、自分撮りがしやすいのが特徴。
180度回転するとモニターに写る画像が自動でミラー表示に切り替わり、電動ズームレンズ装着時には自動で広角端にズームが移動するなど、自分撮りに特化したモードに切り替わる。モニターはタッチパネルを採用し、画面タッチでシャッターを切れる。
専用スマートフォンアプリ「OI.Share」(iOS、Android対応)によるリモート撮影が可能だが、新機種では新たにセルフタイマーによる連写やインターバル撮影、バルブ撮影の画像をスマホで確認しながらシャッターを切れる機能を利用可能。
アートフィルターは、何気ない日常の風景をノスタルジックに表現する「ヴィンテージ」や、特定の色以外をモノトーンにする「パートカラー」が追加され、全14種類が利用できる。
撮像素子は4/3型Live MOSセンサー(有効1605万画素)を採用し、4モード(S-I.S.AUTO、S-I.S.1、S-I.S.2、S-I.S.3)のボディー内手ブレ補正を搭載する。
レンズキットは、「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」が付属するEZレンズキット(予想実売価格8万7000円前後)と、上記に加えて「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R」が付属するEZダブルズームキット(同10万3000円前後)を用意。本体と同時期に発売の予定だ。