CrystalDiskMarkとATTO Disk Benchmark
「CrystalDiskMark」のデータ容量1000MBでは、シーケンシャルリード・ライトは単体利用時の1.7~2倍近くにアップ。シーケンシャルが伸びやすいストライプサイズ16KBから、リードが1000MB/sオーバーに到達している。ランダムも「4K」以外は大きく向上し、ライトに至っては最大668MB/s、IOPS換算で16万3144.9IOPSを叩き出している。
「ATTO Disk Benchmark」によるピーク性能も爆速のひと言で、ストライプサイズ16KBからリードは1000MB/sオーバーになり、ストライプサイズ32KB以上はファイル容量の小さい8KBからリード1000MB/sに達している。ライトも優秀で最大900MB/sオーバーに到達している。
実際に使用するストライプサイズは、用途にもよるが、シーケンシャル・ランダムアクセス性能のバランスがいい16KB、32KB、64KBあたりがオススメといえるだろう。
Crucial「MX100」512GBの RAID0はかなりオススメできる!!
RAID構築時も高いパフォーマンスを発揮し、とくにおかしな挙動も出なかったCrucial「MX100」の512GBモデル。容量を気にせずいろいろ保存できる容量1TBに、Samsungから登場しているPCI Expressネイティブ接続のM.2 SSD「XP941」を上回る速度を4万6000円前後で構築できるのは、かなり魅力的。
1台故障すると、すべてのデータが消えるというRAID0のリスクはあるが、これは単体使用時と同じく、まめなバックアップで対応するとして、この夏はコストパフォーマンス優秀なCrucial「MX100」の512GB×2台で、RAID0に挑戦してみるのもおもしろいだろう。
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