花王は7月24日、20代~60代既婚女性各回約500人を対象に、「消費税8%増税前後の購買行動とそのおもい」に関する調査を行い、その結果を発表した。
調査結果によると、8%増税後の「暮らしの満足度」は「満足」が66%、「家計の引き締め意識」は「引き締めている」が56%となり、増税前と比べ変化なかった。また、過去2年間の比較でも、「満足度」「引き締め意識」ともに大きな変化はみられなかった。
増税前の半年間、税対策として前倒しで何らかの商品を購入した人は68%。「日用品・化粧品」を購入した人は55%で、購入商品のTOP3は、「トイレットペーパー」(29%)、「衣料用洗剤」(27%)、「シャンプー」(24%)だった。
また、「家計の見直し」について増税前に「実施した」人は約20%にとどまったが、次回の10%増税に向けて55%の人が「実施するつもり」と回答し、「見直し意欲」を見せた。
調査期間は12年5月、13年1月・5月、14年1月・3月・5月。調査対象は首都圏20~60代既婚女性。回答者数は、12年5月は556人、13年1月・5月と14年1月・3月・5月は各500人。