消費者庁は6月20日、「悪質な海外ウェブサイト一覧」を公表・更新した。
同リストは、海外ネット通販サイトでの模倣品販売や詐欺が強く疑われる消費者トラブルに関する相談が多数寄せられている状況に受け、その未然防止と被害拡大防止を目的として、海外著名ファッションブランドの権利者の協力を得た上で同庁が公表しているもの。
現存のウェブサイトを網羅したものではなく、リストに掲載されていないウェブサイトであっても「正確な運営情報(運営者氏名・住所・電話番号)が記載されていない」「正規販売店の販売価格よりも極端に値引きされている」「日本語の表現が不自然である」「支払方法が銀行振込のみとなっており、クレジットカードが利用できない」などの特徴が見られる場合は注意が必要としている。
また、日本通信販売協会が運営するジャドマ通販研究所も「怪しいサイトの見分け方」として、「URLが不自然」「連絡先が不明。住所・電話・責任者などが記載されていない」「字体(フォント)に通常使用されない旧字体が混じっている」などの特徴を紹介している。
■「悪質な海外ウェブサイト一覧」
(http://www.caa.go.jp/adjustments/pdf/140620adjustments_1.pdf)
■ 「怪しいサイトの見分け方」
(http://www.jadma.org/tsuhan-kenkyujo/files/cope.pdf)