楽天は5月29日、同社が提供する各種サービスを顧客が実際に体験できる、常設リアルタッチポイント「楽天カフェ」(東京都渋谷区)をオープンする。
3階層のフロアからなる「楽天カフェ」では、楽天市場で人気のお取り寄せスイーツやフード、ワイン、地ビールなどを提供するほか、厳選されたコーヒー豆を使用したドリップコーヒーやカフェラテ、カプチーノ、エスプレッソといった本格カフェメニューも用意している。なお、ドリンクは「楽天カード」で決済すると50%引きで購入できる。
また、カフェ内では無料Wi-Fi環境を整え、全席にコンセントを完備するとともに、主要なモバイルデバイスの充電器の貸し出しを実施。Android端末「Kobo Arc 7HD」を1階全席と2階カウンター全席に配置するほか、若者に人気の雑誌を置くなど、渋谷の先端ITステーションとして打ち出す。なお、同カフェの売上げの一部は、NPO法人ETICの協力のもと、震災復興リーダーの育成プロジェクトや、若者の様々な支援のために寄付するという。
同カフェの外観およびインテリアデザインは、佐藤可士和氏がクリエイティブディレクターとして監修。外観は高い視認性と誘引性を併せ持ち、インテリアは機能的なカウンターとカジュアルな客席で構成されている。