米Bluetooth Special Interest Group(Bluetooth SIG)は現地時間20日、Bluetooth製品開発者向けトレーニングキット「Bluetooth Smart Starter Kit」の提供を開始した。
同キットは、体験型ラボでBluetooth Smartデバイス設計とBluetooth Smart Readyモバイルアプリケーションの開発方法を説明。無料キットはArduino(アルドゥイーノ)ボードを使い作業するように設計されており、すぐに使えるサンプルコードが含まれている。Android、iOS、Windows Phoneの各プラットフォームに対応。なお、同キットにはArduinoボードは含まれていない。
Bluetooth Smart Starter Kitは、オンデマンドプログラム「Bluetooth Developer Program」の一部として提供される。同プログラムには「Application Accelerator」と「Developer Portal」も含まれる。
Bluetooth無線技術は、パソコンやスマホをはじめ、家電製品や腕時計、美容・健康器具などさまざまな製品に搭載することが可能。これらの製品をワイヤレスでオンラインに接続できるようにする。「モノのインターネット=Internet of Things(IoT)」に有効な技術だ。Bluetooth Smart Starter KitによってBluetooth製品開発が進めば、IoTの進展にもつながる。