自社のミュージックアプリで失敗したツイッターが、次は既存のサービスを買い取ろうとしているようだ。
ツイッターが音楽共有サービス SoundCloud の買収を検討し、再び我々の鼓膜を狙っていると Recode が報じた。これが本当なら、#Music アプリの失敗以降しばらく停滞していたツイッターの音楽戦略も活発化することだろう。
SoundCloud は「音楽界の YouTube 」と目される存在だ。月間2億5000万ものアクティブユーザーを誇り、これはツイッターのユーザー数にも匹敵する数字である。もちろん両ユーザーには被っている層もあるだろう。しかし SoundCloud の買収によってツイッターは、一から開発する労力なくして新しいスタンドアローンなソーシャルサービスを提供し、自社の主力製品を分岐させることができる。
Recodeは、SoundCloud は既にツイッターで最も人気のある音楽共有サービスであると述べている。ツイッター・ユーザーは、Spotify 等の他のサービスよりも SoundCloud の方に多くのリンクをシェアしているという。今回の買収の噂について、ツイッターも SoundCloud もコメントを避けている。
画像提供:Eric Wahlforss(Flickrより)
Selena Larson
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※本記事はReadWrite Japanからの転載です。転載元はこちら