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LINEユーザー層にリーチできる動画視聴型プロモーション

2014年02月05日 05時22分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 LINEは昨年6月からLINEアプリのアンドロイド版ユーザーを対象に「LINE フリーコイン」を展開している。これは、LINEの指定する特定のアプリをダウンロードすると、LINE内の仮想通貨「LINEコイン」を獲得できるというもの。獲得したLINEコインを有料スタンプの購入に当てられる点がユーザーにとってインセンティブとなり、アプリのプロモーションとして利用できる。

 LINEではこのたび、LINE フリーコインの動画視聴型となる「LINE フリーコイン Video」の提供を開始した。LINE フリーコインはアプリのダウンロードによるが、LINE フリーコイン VideoはLINEが指定する動画を視聴し終えると、LINEコインを獲得できる点で異なる。

 再生できる動画の長さは最大60秒間で、テレビCM用に制作した動画等を再生することでコストの削減も可能。動画視聴後のユーザーを企業サイトや商品ページ、キャンペーンサイトなどのリンクへ誘導させることにも対応するため、より広告・PRを目的としたプロモーションに活用できる。ただし、LINE フリーコインとLINE フリーコイン Videoはともにアンドロイド版のみでiOS版の導入については未定となっている。

 LINE フリーコイン Videoは提供開始第1弾として、ソフトバンクモバイルが「ホワイト学割 with 家族2014」、ローソンが「MACHI cafe 限定CM バリスタ編」を4日から配信(一定の視聴回数に到達次第終了)している。商品・サービスやイベント・キャンペーンなどをLINEユーザー層へ訴求・拡散させるのに適したメニューとなる。

ソフトバンクモバイル(上)とローソン(下)が4日から配信し始めたLINE フリーコイン Video

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