2014年に迎えるトピックスとして忘れてはならない1つがウィンドウズXP(XP)問題。XPのサポート期間が日本時間4月9日に終了するため、その対策が求められているのだ。サポート期間が終了しても、XPを使用できないわけではない。しかし、サポート終了による影響は避けられず、たとえばセキュリティ面の1つをとっても、セキュリティ更新プログラムが配布されなくなることでセキュリティ性能が失われ、パソコンがコンピューターウイルスに感染するリスクは一気に高まる。
米NET MARKET SHARE(ネットマーケットシェア)によると、13年12月時点のOSのシェアは2.24%下がり28.98%となり、ようやく3割を切ることができた。しかし、依然として3割近くがXPを使用しており、サポート期間終了への対策がますます急がれる。これは米国での調査だが、果たして日本のユーザーではどの程度、対策が進んでいるのだろうか。
アスキークラウド2月号(2013年12月24日発売)では「今知っておくべきウィンドウズXPを使い続けるリスク」と題した記事を掲載し、同問題に対してあらためて警鐘を鳴らすとともに、対応策をまとめている。仮に先述したとおりコンピューターウイルスに感染するようなことがあれば、自身のパソコンが被害を受けるだけでなく、ネットワークでつながる他者のパソコンにも被害を及ぼす危険性も無視できない。被害者となり、加害者にもなるような事態は避けたい。
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