日本通信販売協会は5月31日、2012年度の売上高が、対象129社計で前年同期比0.4%増の1兆5920億8500万円になったと発表した。
上半期は0.9%増、下半期は前年比0.2%増で推移。商品分類別にみると、「衣料品」は増加した月で8.5%増、減少した月では同7.7%減と差が見られたが、累計では同0.3%増とほぼ前年なみの水準を維持した。
一方「家庭用品」は前年割れした月が多く、同2.0%減と減少している。年度を通じてプラスに推移した雑貨分野は、細かくみると雑貨、文具用品は2桁近く増加した月も交えてそれぞれ同3.4%増、同6.6%増となったが、化粧品は減少した月が多く同2.0%減となった。食料品分野は、健康食品の減少が影響し、全体結果も同3.0%減と振るわなかった。