オリックスは12月20日、EC市場における「後払い」決済サービスを提供するネットプロテクションズ株式の約75％を取得し、資本参加すると発表した。
ネットプロテクションズはECサイトにおいて、商品の購入者が商品の受け取り後にコンビニや銀行振込などで代金を支払う「後払い」決済サービスを提供。購入者による商品購入代金を加盟店（EC事業者）に立て替えて支払い、購入者への請求書発行から入金確認などの入金に伴う業務を全て代行する。
オリックスは同社グループの有する金融機能や全国の顧客基盤を生かし、ネットプロテクションズの現経営陣や従業員とともに、「後払い」決済サービスの拡大や新たな付加サービスの開発を通じて、企業価値の向上をサポートする。
オリックスは、今後も独自性のある事業や品質の高いサービスを提供している企業に投資し、相互の専門性や事業プラットフォームを活用して投資先の成長支援を行っていく、としている。
