2012年11月2日から発売になった「iPad mini」が好調な出足を見せている。
米アップルの発表によると、11月2日〜4日までの3日間で、全世界で出荷したiPad miniと「iPad Retinaディスプレイモデル」(第4世代iPad)の販売台数は300万台に達し、今年3月に発売した第3世代iPad W-Fiモデルの初期3日間販売台数の150万台の2倍にあたるという。
日本では「iPad mini」が売り上げを伸ばす
日本でも、iPad miniの売れ行きは好調だ。
BCNが日本全国の主要販売店を対象に行なった調査によると、発売3日間におけるiPad miniの販売台数は、2010年5月に発売となった初代iPadの販売台数を100とした場合と比べて「131」となり、実に1.3倍に達していることが分かった。
これは2011年4月に発売となったiPad 2の「142」に次ぐものとなっている。
一方で、iPad miniと同日発売となったiPad Retinaディスプレイモデルは、初代iPadの販売台数に対して、「37」と大きく下回ったが、これはやはりiPad miniに購入が流れたためだといっていい。
日本国内における歴代iPad販売台数指数 (初代iPadの3日間の販売台数を基に算出) |
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シリーズ | 販売台数指数 |
初代iPad(Wi-Fi) (2010/05/28〜05/30) |
1.00 |
iPad 2(Wi-Fi) (2011/04/28〜04/30) |
1.42 |
第3世代iPad(Wi-Fi) (2012/03/16〜03/18) |
0.93 |
iPad Retinaディスプレイモデル(Wi-Fi) (2012/11/02〜11/04) |
0.37 |
iPad mini(Wi-Fi) (2012/11/02〜11/04) |
1.31 |
