博報堂DYホールディングスは5月24日、「10~60代男女スマートフォンユーザー1000人調査」を実施し、その結果を発表した。
同調査では、昨年同時期の調査結果と比較し、スマートフォンの普及率を分析。特に顕著だったのは女性ユーザーの拡大で、昨年は男性比率が7割を占めていたが、今年は女性比率が約半分まで増加した。年齢で見ると、男性は30~40代、女性は20~30代が中心保有者になっている。また、各地方の保有状況は、昨年と比較して関東地方の保有率が若干増えているが、都市部に普及が集中するわけではなく、全国に幅広く普及している。
スマートフォンがマーケティング・コミュニケーションで果たす役割も明確になり、TVを見ながらスマートフォンを見る人は7割、TVで気になった店や場所にスマートフォンで検索して行く人は4割、店頭で商品を見ながらスマートフォンを触る人も約5割に上った。また、スマートフォンから商品やサービスについて検索する人は8割を超え、企業サイトを訪問する人は6割、ECで商品を購入する人も4割いることが分かった。
調査期間は2月24日から27日、調査方法はインターネットアンケート調査。
■「調査結果」
(http://www.hakuhodody-holdings.co.jp/news/20120524/HDYnews120524.pdf)