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食品の放射性物質、流通業の自主検査に80%「安心できる」

2012年05月08日 00時53分更新

記事提供:通販通信

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 オイシックスは5月2日、同社のサービス利用者719人を対象に、食品の放射性物質検査に関するアンケートを実施し、その結果を発表した。

 調査結果によると、「流通業が、食品の放射性物質の自主検査を行うことについてどう思うか?」という問いに対して、79%が「安心できる」と回答した。一方で、13%は「不十分であり、不安である」と回答し、自主検査だけでは不安が払拭できない消費者がいることも伺えた。

 また、同社の自主検査で、放射性ヨウ素および放射性セシウムが“不検出”であることを確認している「ベビー&キッズ商品」は、85%が「利用したい」と回答。流通業による自主検査や、放射性物質が不検出の食品への消費者ニーズが高いことが分かった。

 さらに、国の新しい基準値に不安を抱いている人は「東北・関東産の食品で購入を控えているものがある場合、自主検査により不検出が確認されれば購入したいと思うか」という問いに対して、56%が「購入したい」と回答。これらの結果から、放射性物質の検査を徹底することが、風評被害による買い控えを解消する一助になるとした。

 調査期間は4月26日から5月1日、調査方法はインターネット調査。

 ■「調査結果」(http://www.oisix.com/press/120502houshasenanketo.pdf

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