このページの本文へ

iPhone/iPadと無線LANで連携! 小型ウェアラブルカメラ

2012年03月22日 19時11分更新

文● ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
「ION AIR PRO」をヘルメットに装着したところ

「ION AIR PRO」をヘルメットに装着したところ

 サミット・グローバル・ジャパンは、iPhone/iPadと連携できるウェアラブルカメラ「ION AIR PRO」を4月末に発売すると発表した。予想実売価格は1万9800円。

手に持ったところ。手のひらサイズだ

手に持ったところ。手のひらサイズだ

上面には操作ボタンを用意。電源オンや撮影開始などの合図は本体の振動で確認できる

上面には操作ボタンを用意。電源オンや撮影開始などの合図は本体の振動で確認できる

 ヘルメットや自転車のハンドルなどに固定できるスポーツ向け小型カメラで、水深10mの防水性を備える。最大170度という超広角レンズを採用し、人間の見たままを写せるという。

 撮像素子には500万画素のCMOSセンサーを採用。最大1080p(秒間30フレーム)または720p(秒間60フレーム)の撮影が可能で、本体サイズは幅37×奥行き107×高さ37mm、重量は130gとなる。

本体背面にフタを外すと、端子部が現われる。HDMI出力やUSB端子、microSDカードスロットなどを搭載する

本体背面にフタを外すと、端子部が現われる。miniHDMI出力やmicroUSB端子、microSDカードスロットなどを搭載する

背面のフタを換えることで機能拡張ができる「PODZ」システム

背面のフタを換えることで機能拡張ができる「PODZ」システム

 最大の特徴は「PODZ」という拡張システムを採用する点。ION AIR PRO本体の背面フタを換えることで、さまざまな機能を付加できる。

「WiFi PODZ」(左)と標準添付のフタ

「WiFi PODZ」(左)と標準添付のフタ

WiFi PODZの端子部分

WiFi PODZの端子部分

iPadと無線LAN接続しているところ

iPadと無線LAN接続しているところ

専用アプリからFacebookにアップロードしたり、メールに添付して送信したりできる

専用アプリからFacebookにアップロードしたり、メールに添付して送信したりできる

 例えば、「WiFi PODZ」を装着することで、iPhoneやiPadと接続でき、専用のアプリを介してFacebookやYouTubeなどに動画/写真をアップロードしたりできる。なお、Android用アプリも今後公開する予定だ。

 また、「ION CLOUD」という専用ストレージサービスを提供し、8GBまでのファイルを無料でバックアップできる。

「WiFi PODZ」と「BATTERY PODZ」の説明。カメラのバッテリーをフル充電できるポータブル充電器も発売予定

「WiFi PODZ」と「BATTERY PODZ」の説明。カメラのバッテリーをフル充電できるポータブル充電器も発売予定

リモコンで録画開始や静止画撮影などの操作ができる「Remote PODZ」

リモコンで録画開始や静止画撮影などの操作ができる「Remote PODZ」

 また、「BATTERY PODZ」を装着することで、内蔵バッテリーの稼働時間(通常2.5時間)を1時間ほど延長でき、「Remote PODZ」を使えば最大8台のION AIR PROをワイヤレス(ZIGBEE)で遠隔操作できる。

左が標準セットで、右はヘルメットや自転車への装着用キットを同梱した「ION AIR PRO PLUS」

ION AIR PRO PLUSにWiFi PODZを同梱した「ION AIR PRO WiFi」。右は自転車に装着したところ

 ION AIR PROは標準セット以外に、ヘルメットや自転車への装着用キットを同梱した「ION AIR PRO PLUS」(予想実売価格2万4800円)、ION AIR PRO PLUSにWiFi PODZを同梱した「ION AIR PRO WiFi」(同2万9800円)を用意。これらは標準キットと同時期の発売となる。

 加えて、本体のオプションとして、ヘルメットや自転車への装着用キット「ヘルメット&バイクキット」(4月末発売予定、予想実売価格5980円)、サーフボードなどに据え付けるための「ボードキット」(5月中旬発売予定、価格未定)、WiFi PODZとポータブル充電器をセットにした「エアコネクトキット」(5月中旬発売予定、価格未定)を発売予定だ。

カテゴリートップへ

ASCII.jp RSS2.0 配信中