3月16日、つまりこの記事が掲載されているはずの当日、いよいよ“新しいiPad”が発売される。本記事では待機レポートをお送りしたいと思う。
例年通り待機列ができるよねと思っていたので、当日の取材を検討していたところ、ASCII.jpの偉い人から「前日から並ばね？ 今回は日本も同時発売なんだから、いつものアレをほぼ世界最速でやるには、前日から並ぶしかないと思うんだ!!」という、もっともらしいことをいわれ、3月15日から並ぶことにした。さすが偉い人、口がうまい。
……というわけで、前日待機記事の始まりだ。
前日の13時30分に到着!!
3月14日時点で、すでに数名が並んでいるとの情報をキャッチ。14時くらいでいいかなと思ったのだが、ちょっと早めに並び始めることにした。場所はお約束のApple Store Ginza。さて、到着して真っ先に目に飛び込んできたのはコタツ。なぜコタツと思いつつ、並んだのは15人目くらいで、Apple Store Ginzaがよく見える。
先頭にいたのは、3月13日19時からのスタンバイのふたり。次にコタツを囲んで幸せそうにしていた4人組。3月13日22時頃から並んでいたとのこと。なお、最前線は3月11日（？）からあったという、謎のイス。
先頭の渡辺さんと井上さん
15時あたりにはApple Storeも動き出す
AppBankご一行様とmeetiご一行様。そのあとに筆者
meetiご一行……なのだが、撮影時は不在だった。常時ふたりはいるようだった
前日の昼間だけあってさすがに列は伸びず。筆者の後ろに1人座ったくらいで同行者の到着を待つのがメインだった。その後ろの人は外国の方のようだったので、Androdiアプリの「Google翻訳」でお話をしていた。
その後ようやく微妙に列ができてきたこともあり、Apple Storeの人から「朝までがんばってください」的な応援が飛ぶ。さて、この時間帯から並ぶ以上、慣れている人ばかりで、お尻の冷え込み回避のために折りたたみ式の椅子を持ちんだり、マットを用意したりと余念がない。
で、実を言うと筆者、昼間の銀座ははじめて。だいたい夜か早朝ばかり……取材時に気になっていたお店があったので行ってみた。その名は「Samantha Tiara」。筆者、すごくSamanthaが好きなんですよ。きゃーかわいいといろいろ見ていたところ、秋葉原ではデフォルトアクションといわれる衝動買いが発動した。とてもかわいい。
最初のコーヒーは16時過ぎだった
銀座にあるSamantha Tiara
というわけで衝動買いしたステンレスな時計。入れ物もハート型でとてもいい
編集部から購入資金をゲットした
余計な買い物をしてしまったので、編集部に……iPad買えないのと、どこの小学生だろうというような電話を決行。結果として、のちほどお金が届くことになったから安心だ。
19時を過ぎたあたりから、ポツポツと列に並ぶ人が出てきたり、差し入れが届いたりとにぎやかになってきた。やたらとハイテンションな先頭集団の形成だ。この時点での人数はおよそ40人程度だった。
編集部の伝令がもってきた購入資金。ヒャッハー！
Xperia acro HDが結構いい
さて、同行者が3月15日に発売されたばかりのAndroid端末「Xperia acro HD」を持ってきたので、さっそく速攻インプレッションをお届けしよう。Xperia acro HDはデュアルコアに防水、ワンセグ、赤外線と2012年のAndroid基本構成であろうなスペックだ。手にした端末のカラーはドコモ版の「Aqua」。マットで落ち着きながらもしっかりとした自己主張を持つ。動作はとても軽快だが、ブラウザーの描写にやや難があった。また少し古いスマホのユーザーを悩ませる内部ストレージが少ない問題もXperia acro HDはバッチリ解決している。
次にXperiaシリーズといえばカメラの性能のよさが上げられる。Xperia acro HDもいい感じの仕上がりだ。暗所にも強く、かつ起動も早い。Xperia NXとXperia acroHDからはスリープ時にシャッターボタンを長押しでクイック起動モードで撮影できる。
今回の注目はスイングパノラマだろう。下にも写真を掲載しているが、コンデジやNEXに搭載されている同機能と遜色ない。Xperia acroユーザーが感じたであろう不満の多くを解決した機種であると感じた。
今回のマットでしっとりした色合いはとてもいい
ワンセグアンテナを出してみた
素敵な性能のスイングパノラマ
