サーベイリサーチセンターは2月10日、「スマートフォン利用家庭の通信費に関する意識調査」の結果を発表した。
調査結果によると、スマートフォンを保有している人を対象に、家庭でのスマートフォンの保有台数を尋ねたところ、2台以上スマートフォンを保有している人は35.5%だった。また、家庭内におけるスマートフォンの保有台数について「1年前と比べて家庭におけるスマートフォンの台数は増えた」とする人が半数以上の55.7%となった。
スマートフォンの普及に比例し、家庭内の通信費も増加傾向を示している。スマートフォン移行前後での通信費の変化を尋ねたところ、「とても増えたと思う」が18.1%、「少し増えたと思う」が49.0%と、通信費が増えた家庭は全体の67.1%となった。
スマートフォンへの移行前後で通信費が増加した人を対象に、1カ月あたりの増加金額を尋ねたところ平均で3300円、1500円以上増えた人は80.2%だった。また、通信費が増加した人のうち58.3%が増えた通信費に不満を抱いていた。しかし52.3%は、通信費を抑える対策ができていなかった。調査期間は1月30日~31日、調査サンプル数は524人、調査方法はインターネット調査。
■「スマートフォン利用家庭の通信費に関する意識調査」(http://www.surece.co.jp/src/press/backnumber/pdf/press_37.pdf)