楽天は2月3日、同社が運営するインターネットショッピングモール「楽天市場」の出店店舗に提供している、店舗運営システム「RMS」に関して、システムベンダーとのパートナー制度「楽天市場RMSパートナー」をスタートした。
同社は、RMSについてこれまで「商品検索API」や「商品ランキングAPI」など、一部のAPIについて一般のシステムディベロッパーに公開していたが、今後はこれらのAPIに加え、受注情報の取得・変更・ポイント承認機能を提供する「受注データAPI」、オーソリ取得や売上請求機能を提供する「カード決済API」、在庫情報の取得や変更機能を提供する「在庫データAPI」の3種類のAPIを、認定パートナー限定で公開する。
同社は、申し込みのあったシステムベンダーについて、開発体制を含めた技術レベルと、提供されるソフトウェアの内容や機能実現方法を審査し、一定の基準を満たしたシステムベンダーをパートナーと認定。認定パートナーに対しては、開発に関する質問に答える専属チームによるサポート、RMSの基本機能を利用できるテスト環境の無償提供、新サービスリリース時の事前開示、開発に必要な各種ドキュメントの提供などを行う。
■「楽天市場RMSパートナー」(http://partner.rakuten.co.jp/ichiba/index.html)