富士フイルムは12月5日、ヘルスケア事業の新たな展開として、欧州で独自の技術を応用した化粧品を提供すると発表した。
来年2月より、「ASTALIFT(アスタリフト)スキンケアシリーズ」を、フランスを皮切りに欧州で販売する。
「ASTALIFT」シリーズは、富士フイルムが長年写真フィルムで培ってきたコラーゲン研究、抗酸化技術、ナノテクノロジーを活かして開発し、総合的なエイジングケアを目的としたスキンケア化粧品。コエンザイムQ10の約1000倍の美肌パワーを持つ注目の成分「アスタキサンチン」と、肌のうるおい成分である「コラーゲン」を配合し、2007年の発売以来、女性から高い支持を得ている。
また同社は、今年9月から日本で光の吸収と反射をコントロールするベースメイクシリーズも展開し、海外においても昨年9月から香港を含む中国でスキンケアシリーズの販売を開始、東南アジア地域にも販売地域を拡大している。