ペイパルジャパンは11月30日、日本のオンライン・ショッピングおよびモバイル・ショッピングに関する調査結果を発表した。
調査結果によると、日本の消費者がオンライン・ショッピングに求めるトップ3は「安い価格で購入したい」(28%)、「配送料が安い」(18%)、「すぐに配送される」(9%)だった。しかし、同時に「クレジットカードの不正利用が心配」(51%)とも考えており、売り手はウェブサイトで買い得商品を提供したり、安全なオンライン決済の手段を提供することで、消費者にとって魅力的なECサイト作りができると考えられる。
このほか、オンラインでよく購買される商品は、消費額のシェアで比較すると「IT/家電機器」(20%)、「エンターテイメント」(16%)、「ファッション・美容」および「食品」(いずれも13%)、「旅行」(9%)。また、日本のオンライン・ショッピング利用者は旅行よりガジェット(電子機器)に2倍のお金を使うこともわかった。
調査はペイパルの委託により、8月26から9月9日までニールセンがオンライン調査を実施。ニールセンが保有するパネルから過去1年にオンライン・ショッピングやモバイル・ショッピングを行った18歳以上のパネルを約600人、無作為に抽出し実施した。