博報堂DYメディアパートナーズメディア環境研究所は11月29日、社会の高齢化を踏まえ、夫の定年や子育てからの解放など「60代女性のメディア行動に関する調査」の結果を発表した。
調査結果によると、60歳代女性はテレビでは知的欲求を満たす番組を視聴し、人生相談コーナーを楽しむなどラジオでは生き方を学び、新聞は社会とのつながりとして生活に深く根付いている様子が把握できた。また、マス4媒体の接触時間が性年齢別各層でもっとも長く1日あたり359.1分となり、積極的にメディアに接触し「学びたい欲」を満たしていることがわかった。
さらに、家族中心の生活から、自分の人生を過ごすというステージに変わる時期を過ごし、家族の幸せだけではなく、自分自身も幸せで充実していたいという欲求が高いことがわかった。また、接触時間は少ないものの、パソコンでは新しいサービスや便利な機能にもチャンレジし、携帯電話は通話やメールといったコミュニケーションツールとしての利用に加えて、便利なサービスの利用意向も徐々に増えつつある。
■「60代女性のメディア行動に関する調査」 (http://www.hakuhodody-media.co.jp/newsrelease/report/20111129_4945.html)