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非圧縮のPCMのほか、ロスレス圧縮なども用いられる

大容量を生かし、音声も高音質

2011年11月14日 18時17分更新

文● 柳谷智宣

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 Blu-ray Disc™がサポートする音声形式は、「リニアPCM」「ドルビーデジタル」「DTSデジタルサラウンド」の3種類。オプションで「ドルビーデジタルプラス」や「ドルビーTruHD」「DTS-HD」といった次世代音声フォーマットにも対応している。

Blu-ray Disc™で用いられる主な音声形式
形式 主な特徴
リニアPCM 非圧縮の音声形式。量子化ビット数は24bit。48~192kHzのサンプリング周波数に対応。転送レートは最大27.4Mbps。最大7.1chまで対応する。
ドルビーデジタル 不可逆圧縮。量子化ビット数は16bit。サンプリング周波数は48kHz。最大5.1chに対応。ビットレートは同じ品質(16bit/48kHz)のリニアPCMに比べ1/10程度
DTSデジタルサラウンド 不可逆圧縮。量子化ビット数は最大24bit。サンプリング周波数は48kHz。標準的には5.1ch。ビットレートはリニアPCMの1/5程度(5.1ch, 48kHz/24bit)。チャンネル数を増やした派生規格も存在する。
ドルビーデジタルプラス※ 不可逆圧縮。DD+などと略される。最大7.1chの記録が可能。量子化ビット数は20bit。サンプリング周波数は48kHz。ビットレートは最大6Mbps。ビットストリーム出力するためにはHDMI 1.3以降で接続する必要がある。
ドルビーTruHD※ ロスレス圧縮。7.1ch出力時で最大24bit/96kHz、5.1chでは最大24bit/192kHzの記録が可能。Blu-ray Disc™に記録する際のビットレートは最大18Mbps。
DTS-HDマスターオーディオ※ ロスレス圧縮。7.1ch出力時で最大24bit/96kHz、5.1chでは最大24bit/192kHzの記録が可能。Blu-ray Disc™に記録する際のビットレートは最大24.5Mbps。
DTS-HDハイレゾリューションオーディオ※ 不可逆圧縮。最大7.1chの記録が可能。量子化ビット数は最大24bit。サンプリング周波数は最大96kHz。ビットレートは最大5.7Mbps。ビットストリーム出力するためにはHDMI 1.1以降で接続する必要がある。
※はオプション規格

 この中で一番音質がいいのが「リニアPCM」で、圧縮を行っておらず元データの劣化が起きない。「ドルビーデジタル」は最大5.1chまでのサラウンド再生が可能で、DVDでも採用されていた規格。「DTSデジタルサラウンド」はDVDビデオではオプションだったが、Blu-ray Disc™では標準採用となった。

Blu-ray Disc™におけるドルビー/DTSの仕様
形式 圧縮方式 ビットレート 最大
チャンネル数
サンプリング
レート
ドルビーTruHD ロスレス 最大18Mbps
(可変レート)
8ch 192kHz(6ch)
48/96kHz(8ch)
ドルビー
デジタル
プラス
不可逆 最大1.7Mbps
(固定レート)
7.1ch 48kHz
【参考】
ドルビー
デジタル
不可逆 最大640kbps
(固定レート)
5.1ch 48kHz
DTS-HD
マスターオーディオ
ロスレス 最大24Mbps 8ch 192kHz(6ch)
48・96kHz(8ch)
DTS-HD
ハイレゾリューションオーディオ
不可逆 最大5.7Mbps 8ch 48・96kHz(8ch)
【参考】
DTSデジタルサラウンド
不可逆 最大1.5Mbps 5.1ch
6.1ch(DTS-ES)
48kHz

 オプションの「ドルビーデジタルプラス」は7.1chまで対応し、「ドルビーTuruHD」は「MLPロスレス」という音声圧縮方式をサポートする。「DTS-HD」はサンプリング周波数が最大192kHz、量子化ビット数が24ビットと「リニアPCM」と同等の音質を持つ。ただしオプションの音声フォーマットで収録されたコンテンツを再生するには、使用するBlu-ray Disc™プレーヤーやAVアンプが対応しているかどうかを確認する必要がある。

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