CAVジャパンは20日、“SOUL by Ludacris”(ソウル・バイ・リュダクリス)ブランドのヘッドホン5シリーズ8製品を、12月上旬から国内で販売すると発表した。
SOUL by Ludacrisは、グラミー賞アーチストのChris Ludacris監修によるヘッドホンブランド。米国では4月に販売が開始されており、早々に20万台を出荷した。その後、韓国・シンガポール・香港などアジア圏でも好評を博している。すでに国内でも、並行輸入品などが一部入ってきているが、今回、CAVジャパンが、開発元のSigneo Internationalと代理店契約を結び、国内販売を担当することになった。
音質の特徴に関しては「野太い音」とCAVジャパンで事業企画を担当している青木氏が述べる。重厚な低域を出しつつ、こもらない明晰なサウンドを実現している点が特徴。フラッグシップモデルで、珍しい金色のカラーリングを採用したり、密閉タイプではハウジング部分の丸い飾りがLEDで光るなど、デザイン性にも配慮している。
また、スマホユーザーの広がりを考慮し、着脱式の接続ケーブルには通常のストレートケーブルと、iPhoneの着信に対応したケーブルの二種類を用意しているモデルもある。
今回発表になった5シリーズの概要は下記の通り。
製品ラインアップ | |||
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製品名 | 型式 | カラー | 予想実売 |
SL300 | ノイズキャンセル | ゴールド/ブラック | 3.5万円前後 |
SL150 | 密閉型 | ブラック/ホワイト | 2.5万円前後 |
SL100 | 密閉型 | レッド/ブルー | 2万円前後 |
SL99 | カナル | ブラック | 1.5万円前後 |
SL49 | カナル | ブラック | 1万円前後 |
このうち「SL300」はElite Hi-Definition Noise Cancelling Headphoneという位置付けで、ノイズキャンセル(NC)機能搭載のハイエンドモデル。ケーブル着脱式でストレートタイプとiPhone着信対応タイプのケーブル2種を同梱。DJモデルには必須の折りたたみ機構を持つ。高い音圧感を得るため、High/Low2種類の入力ゲイン切り替えスイッチも持つ。電池が切れた際にはパッシブ駆動も可能。
「SL150」は、Hi-Definition On-Ear Headphonesという位置付け。プロユースを意識した高音質モデルとなる。「SL100」は携帯性を重視したコンパクトモデル。ともにiPhone着信対応ケーブルも付属する。
カナル型の「SL99」と「SL49」は価格とハウジングなどが異なるが、ともにケーブルが絡みにくい扁平型(きし麺型)のケーブルを採用。装着感とケーブル回しの不便さに配慮している。
CAVジャパンではこれらのモデルを明日から秋葉原で開催される「オーディオ&ホームシアター展TOKOYO2011」や29日から開催の「秋のヘッドフォン祭り」などのイベントで展示する予定。