マカフィーは9月12日、スマートフォンユーザーのセキュリティに関する意識や被害実態を調べた「スマートフォン利用におけるセキュリティ意識」調査の結果を発表した。
調査によると、スマートフォンユーザーの84.9%が、利用に際し何らかのセキュリティ上の不安を感じていると回答。一方で、15.1%は、セキュリティに不安を感じないと答え、この傾向は男性(41.8%)より女性(58.2%)の方が強かった。
具体的なセキュリティ上の不安としては、1位が「ウイルスなどのマルウェア感染」で57.3%、2位は「スマートフォンの紛失」で47.7%、3位は「連絡先や写真データなどの個人情報の流出」で41.1%となった。
また、何らかのセキュリティ侵害でスマートフォンのデータを紛失した場合、46.7%のユーザーがデータを復旧できるのであれば3000円以上支払うと答えており、8.1%のユーザーは、1万円以上支払っても良いと回答した。
調査対象は日本国内に住む10代-60代のスマートフォンユーザー、有効回答数は730サンプル、調査方法はインターネットリサーチ、調査期間は8月29日から30日。
■「スマートフォン利用におけるセキュリティ意識」 (http://www.mcafee.com/japan/about/prelease/pr_11b.asp?pr=11/09/12-1)