MM総研は9月6日、2010年度のスマートフォンによるアプリ市場およびスマートフォン利用における製品・キャリアの満足度を含めた利用実態を発表した。
調査によると、無料アプリの利用経験は1912人(95.6%)、有料アプリの利用経験は947人(47.4%)。無料アプリの総ダウンロード数は2億5886万回、有料アプリの総ダウンロード数は4316万回で合わせて3億202万回となった。
また、有料無料を問わずアプリ利用経験のある1919人を対象に利用したジャンルについて質問した結果、「ゲーム」1217人(63.4%)、「交通・乗り換え案内」1179人(61.4%)、「天気」1116人(58.2%)の順となった。
有料アプリ利用経験者947人に、利用ジャンル別のアプリ購入金額について質問しアプリ市場を算出した結果、2010年度の有料アプリダウンロード課金市場は67.8億円。ジャンル別では「ゲーム」が最も高く、次いで「辞書・辞典・学習・語学」となった。
調査対象は個人名義のスマートフォン利用者2000人(15歳以上の男性・女性)、調査方法はWebアンケート調査、調査期間は2011年6月3日~6月6日。
■「スマートフォンアプリ市場」 (http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120110906500)