米Googleは2011年8月3日、Googleウェブマスターツールで提供しているFetch as Googlebotから、URL登録申請が行える機能を追加した。
Fetch as Googlebotに追加された新しい機能。登録申請したいURLをFetch as Googlebotを使って取得させ、成功すると画面に表示される "Submit to index" をクリックするだけのシンプルな作業で完了する。この方法で申請すると通常、1日以内にそのURLがインデックスされるという。ただし、登録申請された全てのURLが必ずインデックスされるわけではない。申請できる数に制限があり、1週間あたり50ページ、1ヶ月あたり10サイトまで。
今日のGooglebotは広範囲にわたり高い頻度でインデックスの更新を行っているため、一定以上の評価を受けているサイトであれば(1日どころか数時間で更新されるケースも多いため)本機能を積極的に利用する必要はない。また、Googleはリンクを通じて新規・更新ページを発見する手法のほか、ウェブマスターから提出されるXMLサイトマップを使ってサイト全体のURLアーキテクチャを解析・取得している。したがってサイト全体を効率的にインデックスさせたいのであればXMLサイトマップをきちんと準備した方がよい。
Fetch as GooglebotによるURL登録機能は、たとえばTV CM放映開始日にあわせて新規に立ち上げたキャンペーンページを確実に登録してオーガニック検索結果に表示できるようにした、重要なコンテンツを確実に検索エンジンから探し出せるようにしたい場合など、特に重要なシーンにおいての利用が現実的だろう。
Submit URLs to Google with Fetch as Googlebot
http://googlewebmastercentral.blogspot.com/2011/08/submit-urls-to-google-with-fetch-as.html
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URL登録申請機能って懐かしいですね。申請される大半のURLがスパムサイトだったりするので機能提供を取りやめる検索エンジンもありました。