このページの本文へ

紀伊國屋書店など4社、電子書籍の利便性向上に向けて共同合意

2011年06月14日 09時38分更新

記事提供:通販通信

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷

 紀伊國屋書店、ソニー、パナソニック、楽天の4社は6月13日、日本における電子書籍サービスについて、顧客の利便性向上を図り普及・拡大を加速するため、共同で取り組むことに合意した。

 取り組みの内容は、(1)顧客が自由に電子書籍端末を選び、さまざまな電子書籍ストアからより多くの電子書籍タイトル(コンテンツ)を購入できる環境を整備・推進すること。具体的な目標としては、2011年後半から4社がそれぞれ提供、運営する電子書籍端末および電子書籍ストアが相互に接続できる環境の実現を目指す。(2)顧客がさまざまな電子書籍ストアから購入したコンテンツを、顧客自ら一元的に管理できる環境の提供。(3)リアル書店、ネット書店、電子書籍ストアの売れ筋情報が一目でわかるランキングを主体としたポータルサイトの開設、など。

 これらの取り組みの実現にあたっては、出版各社への協力を求めるとしている。また、電子書籍共通配信プラットフォームを提供するブックリスタとの連携も、併せて検討している。

Web Professionalトップへ

WebProfessional 新着記事