かゆいところに手が届く
親切設計の検索方法
「条件検索」では、「車」のみ、または「徒歩/電車/車」と、移動手段別のナビを提示してくれる。具体的には、「車」だけのときは普通車・大型車・バイクなど計5種類の中から車種選択ができたり、一般道を通るか高速道路(有料道路)を使うか、高速道路から出発する、渋滞を考慮するなど、さまざまな検索条件が用意されており、ユーザーの選択肢が豊富に用意されているのだ。渋滞情報については、道路交通情報をリアルタイムに送信するシステム「VICS」からのデータを受信し、アプリに反映させている。だから渋滞情報はいつも新鮮で、信頼性も高い。
「徒歩/電車/車」の場合も、徒歩のルート条件ひとつとっても、雨や雪の日用に「屋根が多い」、重い荷物を持つ人用に「階段が少ない」など、ユーザーの都合に合わせた条件で検索することができるのである。地図の正確さとデータ量が多い、いつもNAVIならではの緻密な構成のナビといえる。
一般的なカーナビや地図アプリだと、クルマ向けのナビゲーションと、歩行者向けのナビゲーションでは勝手が違う。クルマ向けの場合、幅3.5メートル以下の道や階段がある道は除外される。一方、歩行者向けの場合は、高速道路などは“踏み入れられないエリア”として表示される。
しかし、いつもNAVIではあらゆる可能性を配慮しつつ、ユーザーの移動手段を考慮し、最適なルートを提示していく。これは、実際に現場調査をして地図を作成しているゼンリンのデータがナビに活かされ、かつユーザーの移動方法をあらゆる角度から検証してできた結果である。
だからこそ「いつもNAVI」はその名の通り、クルマ、徒歩、電車など、シチュエーションを選ばずに、「いつも」使えるナビとなっているのだ。
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