eヘルスケアは1月27日、東邦ホールディングスと共同で、e健康ショップを設立し、一般用医薬品を予約し調剤薬局で受け取ることのできるポータルサイト「e健康ショップ」の運営を開始した。
「e健康ショップ」は、専用ページ上で、患者が第一・二・三類の一般用医薬品を購入予約し、指定した薬局で受け取ることが可能なサービス。インターネットの利便性を活かしつつ、薬剤師の適正な指導を受けられる対面販売の原則を遵守したシステムとなる。かかりつけ薬局を受け取り薬局に指定することで、普段服用している処方薬との相互作用や重複服用のチェックを受けられるため、患者の服薬のリスクも大幅に軽減できる。
また、薬局も処方薬と一般用医薬品をトータルで管理することで、副作用の早期発見や患者一人一人に応じた専門指導を行うことができ、かかりつけ薬局としての価値向上につながる。さらに、在庫を持たずに販売できるため、在庫負担や在庫ロスも解消される。
2011年1月時点で一般用医薬品約3000品目を販売。全国の薬局に医薬品受取り店として加盟してもらい、予約申込のあった医薬品を指定の薬局に配送する。第一類医薬品については、医薬品と一緒に商品説明書も同封する。
■「e健康ショップ」(http://www.ekenkoshop.jp/)