ビックカメラは11月22日、ネットショップ会員のID、パスワード不正使用を受けて同13日から閉鎖していた「ビックカメラドットコム」を再開した。
同社は11月12日に「ビックカメラドットコム」の会員から、身に覚えのない商品の購入確認メールが届いたと連絡を受け調査を開始。同13日に一部の会員のID・パスワードに、不正アクセスの形跡を発見し、そのうち20件で会員のネットポイントが商品購入に不正使用されたことを確認した。
同社では不正使用の発覚後、直ちに対策本部を立ち上げ、同14日には警察に被害届を提出。さらに、情報セキュリティを専門とする第三者機関に調査を委嘱した。また、ID・パスワードを不正に使用された顧客に個別に連絡を取り、ポイント戻入の手続きを実施。不正使用の事実が判明した13日11時にはドットコムサイトのすべてのポイント利用を停止し、同日24時にドットコムのサイトを一時閉鎖する措置をとっていた。
同社はサイト再開にあたり、アクセスパスワードの変更、ドットコムサイトでのポイント利用、会員の登録変更の停止、クレジットカード情報の事前登録サービスの停止などの措置を講じている。ドットコムサイト利用時のポイント加算は従来どおり行う。
■「ビックカメラドットコム」（http://www.biccamera.com）
