米Yahoo!が提供するBOSS(Build Your Own Search Service)の次世代版は、課金モデルに移行する計画だ。BOSSは、Yahoo!検索インフラを開放し、開発者が自由に検索エンジンを開発可能にするオープンプラットフォームで2008年7月から提供されている。検索エンジンをBingにスイッチした後も、BOSSは継続提供することが発表されている。
次のBOSS V2は、1000クエリあたり40セントから75セントのクエリ数に応じた課金モデルを採用する計画。料金はウェブ検索や画像検索、ニュース検索などクエリにより代わる。クレジットカードをあらかじめ登録して利用数に応じて支払い請求されるようにする。
BOSS V2の提供時期は未定だが、米Yahoo! BOSSプロダクトマネジャー・Rahul Hampole氏は、新版提供後、60日間の移行期間を設けると述べている。なお、BOSS V2では構造化データやdelicious data、Site Explorerサービスは利用できない。
Yahoo Search BOSS Evolves to Paid Model
http://www.eweek.com/c/a/Search-Engines/Yahoo-Search-BOSS-Evolves-to-Paid-Model-406369/