シャープとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、メディアタブレット「GALAPAGOS(ガラパゴス)」向けに、新聞や雑誌、映像、音楽などのエンターテイメント系コンテンツを配信するエンターテイメントコンテンツストア「TSUTAYA GALAPAGOS」を12月に共同開設すると発表した。
両社は同日、今後の共同開発に向けて、合弁会社設立を含むコンテンツサービス事業の業務提携に関する基本合意書を締結した。
「TSUTAYA GALAPAGOS」は、新聞、雑誌、コミックなどの書籍コンテンツや、映像・音楽・ゲームなどのエンターテイメントコンテンツを充実させる。さらに、シャープの「GALAPAGOS」端末機器およびサービスプラットフォームを活用することで、読書の途中に関連した動画をストアから探して閲覧できるなど、既存のコンテンツを融合した、マルチエンターテイメントサービスの提供も検討する。
また、会員管理の仕組みとして、CCCが管理・運営する「Tポイントサービス」や「TログインID」を導入し、マーケティングサービスの提供を予定している。
今後、両社は合弁会社の運営による第1弾の電子ブックストアサービス(12月予定)、映画や音楽などのコンテンツを拡充したサービスの提供(来春)を目指す。