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ネット通販利用者は38.3%、10年間で7倍増…博報堂調査

2010年09月08日 10時51分更新

記事提供:通販通信

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博報堂生活総合研究所は9月7日、「オンラインショッピング・電子マネー利用に関する実態調査」の調査結果を発表した。

 同社は生活者の意識や行動の変化から、将来の価値観や欲求の行方を予測するため、同じ条件の調査地域・調査対象者に対し、同じ質問を繰り返し投げかける定点観測型のアンケート調査「生活定点」を2年に1度実施している。今回、「生活定点」調査の時系列分析から、生活者の意識・価値観の大きな変化が見つかったと発表した。

 調査によると、個人消費の低迷が指摘される中、オンラインショッピングと電子マネーの利用者は順調に増加を維持。2000年にはわずか5.0%だったオンラインショッピング利用者は、2010年には38.3%と4割に達しようとしている。この2年間も8.1ポイント増と、過去最大の上昇幅となった。また、電子マネーの利用者も、2006年の12.1%から2010年の30.0%と4年間で倍増している。

 一方で、ディスカウントショップの利用者は、2002年の44.6%をピークに若干減少、通信販売の利用者もここ数年35%前後で横ばいとなっている。

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