楽天リサーチと楽天が運営する「楽天ブックス」は6月25日、電子書籍に関するインターネット調査の結果を発表した。
今回の調査は、6月9日から6月10日にかけて楽天リサーチ登録モニター(約187万人)の中から、全国の20~69歳の男女計1000人を対象に実施。
調査結果によると、2009年9月に実施した調査に比べ、利用意向者が飛躍的に伸びる結果となった。コンテンツの価格も、無料(0円)は7.5%に留まり、優良なコンテンツには、一定の価格を払っても利用したいと多くの人が回答した。
書籍を購入する際、何が購入の決め手になるかを聞いたところ、最も多い回答は「好きな著者の作品だったから」で56.3%。このうち、男性は「タイトルに興味があったから」(56.4%)、女性は「好きな著者の作品だったから」(61.2%)がトップ。特にタイトルや著者による”指名買い”は若い世代に多い傾向がある。
電子書籍サービスを利用するにあたり重要視するポイントを聞いたところ、「コンテンツ価格」(73.7%)に続き、「読みやすさ」(71.2%)、「コンテンツの品揃え」(60.5%)という結果に。また、電子書籍にどのような機能があると利用してみたいと思うかを聞いたところ、「インターネット検索が出来る機能」が59.3%でトップだった。