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健康食品受託製造市場、2009年は1.1%減の1212億円

2010年05月14日 09時54分更新

記事提供:通販通信

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矢野経済研究所は5月13日、「健康食品受託製造市場に関する調査結果 2010」を発表した。  調査期間は2010年2月~4月。調査対象はバルク供給企業、健康食品受託製造企業、関係団体・省庁など。調査方法は当社専門研究員による直接面談、電話によるヒアリング。  調査結果によると、「2009年度の健康食品受託製造市場規模」は、前年度比1.1%減の1212億円となる見込み。同市場は、健康食品市場の動向に大きく左右されることから、健康食品市場の不振とともに縮小したと見られる。  また、国内市場が停滞する中、海外に活路を見出す動きも見られる」としている。少子高齢化を背景に国内市場が停滞する中で、海外市場に関心を示す企業が増加。日本製品の品質の高さも海外では信頼を得ており、今後輸出が拡大する可能性が高いとした。一方で、商習慣の違いや政治的なリスクなど懸念材料もあるため、状況を慎重に見極めている面もある、としている。

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