ネットエイジア(三清慎一郎社長)では、「ケータイのデザイン」についての実態調査をモバイルリサーチによって実施した。16歳~49歳のケータイユーザー400名の回答を集計している。
調査によると、「ケータイの購入を決める際にデザイン・価格・機能のどれが一番重要だと思うか?」という質問について、全体結果でのトップは「機能」46.5%、「デザイン」33.8%、「価格」19.8%となった。
年代別では、10代・30代は同様に「機能」「デザイン」「価格」の順。40代もトップは「機能」だが、次が「価格」となった。一方、20代は「デザイン」が最も高く、次に「機能」「価格」が続いた。20代は他の年代と比べて「機能」や「価格」よりも「デザイン」に強くこだわりをもっていることが伺える。
また、キャリア別では、ドコモユーザーは、auユーザーやソフトバンクユーザーと比べて、「デザイン」という回答が多い結果になった。さらに「自分のケータイの外観を誰かに見られることを意識しているか?」についても、ドコモユーザーは、他ユーザーよりも「ケータイの外観を見られることを意識する」割合が高かった。
「ケータイの色で、一番好きな色は何か?」については、全体結果で最も高かったのは「黒」で20.3%。次に「白」19.3%、「シルバー」13.5%、「ピンク」13.5%。男女別では、男性のトップは「黒」、「シルバー」、「白」が続いた。一方、女性のトップは「白」で、次に「ピンク」、「黒」の順。性年代別では、女性は年代が高くなるほど「黒」より「シルバー」の人気が高くなることが分かった。
「シック・ライト・ナチュラル・シンプル等17個のデザインイメージの中で、ケータイのデザインイメージに含まれていた方が良いと思うものは?」という質問については、全体結果では「シンプル」がトップで49.3%、次に「シック」35.0%、「ナチュラル」34.8%、「クール」33.3%、「キュート」27.3%となった。
男女別では、男女とも「シンプル」がトップになったが、男性の2位は「クール」、女性の2位は「キュート」となり、2位以下のデザインイメージの順位では男女差が出た。
キャリア別ユーザーの男女別では、auユーザーの女性は「キュート」がトップ、ソフトバンクユーザーの男性は「クール」がトップとなり、auユーザーの女性とソフトバンクユーザーの男性は、「含まれていた方が良いデザインイメージ」で他ユーザーと異なる傾向があることが分かった。