インターネット専業銀行のイーバンク銀行(松尾泰一社長)は、金融庁へ申請していた保証付個人向け無担保貸出業務について承認を受けたと発表した。
これまで同社では、インターネットを通じた預金・決済のサービスを提供してきたが、今回の承認取得によって新たにローン商品のラインアップを提供していく構え。24時間稼動のオンラインシステムを活用し、いつでも利用可能な利便性の高いローン商品を開発していく方針。
検討商品としては少額枠商品と高額枠商品があり、少額枠商品では10万円程度の貸付枠で、その範囲のマイナス残高まで普通預金口座から出金可能、随時借入・返済ができるようにする予定。
一方の高額枠商品は、最大300万円程度の貸付枠を設定し、枠内で繰り返し借入を可能とする。残高スライド方式で、借入元本に応じて毎月一定額を返済する。なお、保証会社はオーエムシーカードを予定している。