アイレップ（高山雅行社長）は、デジパ（桐谷晃司社長）が運営するサイト売買仲介サイト「サイトストック」を購入し、サイト売買仲介事業を譲り受けたと発表した。
「サイトストック」は、企業間のサイト売買を仲介するWebサイトで、サイト購入側サイト売却側双方にメリットのあるマッチングを実現している。インターネット上での情報流通が拡大するなか、企業のマーケティング戦略として複数サイトを保有しマーケットプレイスを拡大しようとする動きが高まっているが、サイト購入はサイトを一から構築・成長させる時間を短縮できる手段として注目を集め、そのニーズは増加傾向にあった。
また、サイト売却側も、良質なコンテンツを保有しているものの、運営が困難である、他事業とのシナジーが生まれないなどの問題を抱えているケースが多く、サイト売却のニーズもまた高まっている。
今回「サイトストック」をアイレップが譲り受けることによって、サイト査定の基準として、集客力・コンテンツの質のほか、SEMの観点からの価値判断を加えることが可能となった。総合的な査定を実施することでサービスの充実を図り、利用者の満足度向上を目指していく。また、これまでに蓄積したアイレップのSEMノウハウを活用することで、「サイトストック」へのさらなる集客を狙い、事業展開を図っていく構え。
