Macworld Expoの展示会場は、目新しいハード/ソフト、iPodの周辺機器でいっぱい。前回掲載したソフトウェア編に引き続き、後編ではハードウェアをお届けしよう。
小型バーコードリーダー『IntelliScanner mini』
米インテリスキャナー(IntelliScanner)社の小型バーコードリーダー。腕時計用の小型バッテリーで動作し、バーコード読み取り時にパソコンは不要なので気軽に使える。価格は299ドル(約3万6300円)で、オンラインオーダーは日本からも受け付けている。
『IntelliScanner mini』。付属ソフトと連動して、ワインや漫画などのコレクションをMacで管理できる |
モバイルストレージ『MCopy』
iPodやPSP、MP3プレーヤー、デジタルカメラなど、USB接続できる機器からファイルをコピーする『MCopy』。3.5インチのタッチ式カラー液晶を搭載し、単体で動作するためパソコンは不要だ。
記録媒体はSDメモリーカード。本体サイズは幅76×奥行き127×高さ19mm、重さ184g。今春に米ユニコンシステムズ(Unicon Systems)社が109.99ドル(約1万3400円)で売り出す予定。
デジカメなどからUSB経由でファイルをコピーできる『MCopy』 |
Bluetoothで音楽を楽しむ『ety8』
米エティモティックリサーチ(Etymotic Research)社の『ety8』は、Bluetooth対応のワイヤレスイヤホン。受信ユニットがパット部に統合されており、iPodの再生コントロールを耳元で実現する。iPodアダプター付きが299ドル(約3万6300円)、イヤホンのみは199ドル(約2万4200円)。
『ety8』。煩わしいケーブルや従来の無線ヘッドホンのような大きなユニットが不要な点がありがたい |
まるでケーブルの生け花!?『LaCie HUB』
仏ラシー(LaCie)社は、スウォッチやハイネケンなどの製品を手がける新進デザイナー、Ora-Itoによる斬新なデザインのUSB 2.0 Hub/FireWire 400リピーターを発表。
前者は5ポート、後者は3ポートを備えており、各ポートは任意の方向に曲げられる。8色のLEDランプでアクセス状況も分かる。発売記念の特別価格で79.99ドル(約9700円)。
『LaCie HUB』。Hub機能だけでなく、小型のUSB扇風機やライトも付属する |
大きめリモコンが特徴のiPodスピーカー
米チェスナット・ヒル・サウンド(Chestnut Hill Sound)社のiPod用サウンドシステム『GEORGE』。本体前面のコントローラー部分を取り外すとリモコンになり、液晶にiPodと同じような情報を表示する。価格は549ドル(約6万6700円)で、3~6カ月後に日本でも発売予定。
『GEORGE』。アラームやラジオの機能も備える |
ケータイの通話にも使えるBluetoothユニット
中国のレンテック(LENNTEK)社が手掛けるiPod nano用アクセサリー『Hoockup LANYARD』。アダプターをDockコネクタにつないで、Bluetooth対応の携帯電話機とペアリング。携帯電話機に着信があると、ヘッドホンの音をiPodの音楽から電話に自動で切り替えてくれる。首かけストラップも付属し、価格は69.95ドル(約8500円)。
『Hoockup LANYARD』。無線でiPodの音楽を楽しみながら、着信があると携帯電話機に切り替えて通話できる |
詳細は“秘密”なiPod用スピーカー
中国のアイバーグ・テクノロジー(Iburg Technology)社製iPodスピーカー。3日前に工場から試作品が出来上がったばかりで、「デザインを盗用される」と写真撮影に難航した一品。詳細は未定だ。
ドーナツ型のiPodスピーカー |