ベンキュージャパン(株)は19日、シリアルATA接続の内蔵型Blu-ray Discドライブ『BenQ BW1000』を12月下旬に発売すると発表した。ウェブ限定モデルとして直販サイト“ベンキューダイレクト”にて販売し、販売価格は8万9800円。
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『BenQ BW1000』 |
『BenQ BW1000』は、台湾Philips BenQ Digital Storage社製の、シリアルATA接続の内蔵型Blu-ray Discドライブ。同社が日本市場で初めて販売するBlu-ray Discドライブとなる。新たにディスク表面に書き込む際の角度を90度に保つ技術“チルトコントロールシステム(PTCS:Precision Tilt Control System)”を搭載したほか、同社の従来製品同様新しく挿入された記録メディアに対して連続的に記録テストを行ない書き込み方法を最適化する技術“Solid Burn テクノロジー”を搭載する。DVD-RAM以外のBlu-ray/DVD/CDの読み書きに対応しており、Blu-rayの書き込み(BD-R)/書き換え(BD-RE)は2倍速で、書き込みはDVD±R DLが4倍速、DVD±Rが12倍速、書き換えはDVD±RWが8倍速。読み出し(BD-ROM)は2倍速。なおBlu-ray Discの片面2層書き込み/書き換え/読み出しには未対応で、ファームウェアのバージョンアップで対応する予定(詳細は後日発表)。
本体サイズは幅146×奥行き178×高さ41.3mm、重量は1200g。バッファーメモリーは8MB。対応OSはWindows XP/2000。対応機種は、DVDビデオを編集/再生する場合Pentium 4-2.0GHz以上のCPUと512MB以上のメモリーを搭載したPC/AT互換機。Blu-rayビデオを編集/再生する場合はPentium 4-2.8GHz以上のCPUと1GB以上のメモリーを搭載したPC/AT互換機となる。
付属ソフトは、(株)ネロのBlu-ray/DVDライティングソフト『Nero Express 7』、サイバーリンク(株)のDVDオーサリングソフト『PowerProducer』およびBlu-ray/DVD再生ソフト『PowerDVD 6』、“Solid Burn”のON/OFFやディスクへのテスト書き込み、ディスクの品質チェックなどを行なうベンキュー独自のユーティリティソフト『QSuite 2.0』。
