楽天(株)と(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモの共同出資企業である楽天オークション(株)は13日、パソコンとNTTドコモの“iモード”向けに、オンラインオークションサービス“楽天オークション”(http://auction.rakuten.co.jp/)を開始すると発表した。パソコン版は本日から、iモード版は20日からサービス開始となる。また、都内で開催された発表会では、エアギターのイベントが開催された。
エアギターイベントの模様 |
楽天オークションの特徴は“楽天あんしん取引”と呼ばれる匿名性の高い方式で取引が行なわれること。従来のオークションサイトは商品配送や代金取引などをユーザー同士が直接行なうため、相手に自分の氏名や住所などの情報を伝える必要がある。しかし、楽天オークションではすべての取り引きについて同社、または提携企業を経由して取引を行なうことになる。これらのやり取りで利用される情報は、同社が発行する“オークションID”で、これによりユーザーは氏名や住所といった個人情報を相手に開示することなく取り引きが行なえるという。
楽天オークションの取引の流れ |
落札から入金までの具体的な流れは
- 落札者が出品者に入金する場合、いったん(株)三井住友銀行の楽天オークション専用口座に入金する
- 同社から出品者に対して入金が通達される
- 出品者はオークションIDと落札者の都道府県名のみを記載の上、日本郵政公社で商品を発送
- 日本郵政公社はオークションIDを元に、落札者の住所に商品を配送する
- 商品が届いた段階で、落札者が受け取り確認を同社に通知
- 出品者に入金
という段取りとなる。
iモード版では、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)である“オクトモ”も提供される。オクトモでは、双方の認証を得たユーザー同士が出品のメール通知などのコミュニケーションを取り合える。そのほか日記の掲載や、iモードメールにアニメーションなどを設定できる“デコメール”によるメール通知などもiモード版では提供される。
月額利用料などは無料だが、パソコン版の出品者は落札価格の3.15%をシステム手数料として同社に支払う必要がある。iモード版の出品者については、商品が落札されても支払いは発生しない。
楽オフサービス開始記念のエアギター対決
今回の楽天オークションサービス開始を記念して、都内で開催された記者発表会では“楽オフ・エアギターバトル エアネス 2006”というイベントが開催された。エアギター世界大会“Airguitar World Championship 2006”の出場者らが1対1でその腕前を競い合うイベントで、2006年の世界選手権で優勝したダイノジおおち氏や、同じく5位の金剛地 武志氏などが登場した。全部で6回の対決が行なわれたが、以下、写真でその模様をご紹介する。
司会を務めた東原亜紀さん(左から2番目)とエアギター世界ランク16位のIQ氏(右から2番目)。また、ラウンドガールを務めた志摩夕里加さん(一番左)と鈴木礼央奈さん(一番右)も、特別試合として対戦を行なった |
第一の対戦。エアギタリストにして現役プロレスラーであるリッキー・マッケンジー氏(左) vs ゴー☆ジャス氏(右) |
第二の対戦。エアギター日本大会6位の市川 the ROCK氏(左) vs 7位の宮城マリオ氏(右) |
第三の対戦。2006年東京チャンピオンの吉田カレー味氏(左) vs 大阪チャンピオンのKOHSUKE氏(右) |
特別試合として開催されたラウンドガール対決。左が鈴木礼央奈さん、右が志摩夕里加さん |
最終試合は世界大会出場者同士の死闘に?
2006年の世界選手権優勝者であるダイノジおおち氏。足を骨折中とのことで片足で参戦。プレイ中におなかがだんだん露出してくる |
2006年の世界選手権5位でテレビなどでもおなじみの金剛地武志氏。ネクタイを頭に巻いてプレイするスタイルは定番 |
楽天オークションに出品されるという品々。左は世界大会で5本折ったうちの1本という、ダイノジ氏のエアギター(記者にはギターケースしか見えなかったが)。右は金剛地氏のネクタイ。どちらも認定書付き。 |