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ビックカメラが有楽町本館に“Mac Shop”をオープン――全国展開も視野に

2006年09月21日 20時07分更新

文● 編集部 広田稔

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(株)ビックカメラは21日、ビックカメラ有楽町店の本館5階に、Macの体験型/相談コーナーとして“Mac Shop”をオープンした(参考記事)。そのコーナー内の様子を写真でレポートしていこう。

Mac Shop
ビックカメラ有楽町店の5階にオープンした“Mac Shop”
壁紙 テーブル
コーナー壁面には、アップル直営店の“Apple Store”で採用している横長の壁紙も用意。陳列用のテーブルも似たデザインだ

Mac Shopには、20台ほどのMacを設置し、アップルから派遣された3人前後のスタッフが常駐している。黒と白を基調とした色使いで内装にも凝っており、ほかのパソコン売り場とは一線を画す印象だ。Mac本体とそのソフトを体験できるだけでなく、その場で購入することも可能だ。なお、iPodはMac Shopでは扱わず、2階の音楽コーナーにて販売している。

展示で特に力を入れているのは、一般向けマルチメディアスイート『iLife』だ。コーナー内には、“Photos”“Music”“Movies”といった6つのスペースが用意されている。各スペースのMacには、『iPhoto』『GarageBand』『iMovie』といったiLifeアプリケーションがインストールされており、フォトアルバムの作成や、音楽制作、ムービー編集などをその場で試せる。

iLifeをメインに扱う理由について、アップルコンピュータ(株)の広報は、「iLifeの各ソフトで実現できることを言葉で説明しても、理解してもらうのは難しい。例えば、iPhotoでフォトアルバムが作れると言っても、どんな仕上がりになるのか実際のアルバムを見て、触ってみないとよさがわからない」と語る。

Mac Shopには、通常のパソコン販売店ではあまり見かけないベンチも設置。アップル広報は「これほどのiLifeの体験スペースはApple Storeでも展開していない。Macをレンタルし、自宅に持って帰って触っているような感覚で、じっくりMacとそのソフトを試せる」と自信を見せる。

Photos Movies Music
PhotosMoviesMusic
Podcast Websites Video Chats
PodcastWebsitesVideo Chats
iWeb
Mac shopにはベンチが置いてあり、じっくりMacを触れるのも特徴だWebsitesのスペースには、ウェブ制作ソフト『iWeb』を解説した展示物があった

ビックカメラの広報によれば、Mac Shopを作るきっかけとなったのは、アップルからの呼びかけという。インテル製CPUへの移行などでMacが伸びている時期なので、販売に力を入れるために両社で協力して特設スペースを作るに至った。

有楽町店を第1号に選んだ理由として、アップルの広報は「規模や立地で決めた」とコメント。今後についてビックカメラの広報は、「パソコンを取り扱う全国の主要店舗でも展開していきたい」と豊富を語った。

Mac Shop Mac Shopポスター
Mac周辺機器はMac Shopの隣のスペースで販売している有楽町店の至るところにMac Shopのポスターが掲示されていた


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