セイコーエプソン(株)は30日、液晶プロジェクションテレビ“LIVINGSTATION(リビングステーション)”の新製品として、1920×1080画素のフルハイビジョンに対応した最上位機種“Gシリーズ”を発売すると発表した。65Vインチの『ELS-65GL1』と55Vインチの『ELS-55GL1』の2機種をラインアップし、価格は、『ELS-65GL1』が69万8000円、『ELS-55GL1』が59万8000円。エプソンダイレクト(株)が同日付けで販売を開始する。
『ELS-65GL1』 | 『ELS-55GL1』 |
『ELS-65GL1』は、フルハイビジョン対応の0.9インチ液晶パネル×3枚(R/G/B)と“エプソン高画質テクノロジー”を搭載し、オンキヨー(株)と共同設計/開発したサウンド機能(Sound by ONKYO)を搭載することで、画質と音の再現にこだわった最上位機種。コントラスト比は最大6000:1で、ランプは100W/120Wの切り替えが可能。デジタルカメラで撮影した写真や動画を表示したり、PictBridge対応プリンターを接続して写真やテレビ画面を印刷したりできる“フォト・オンデマンド機能”も搭載されている。静止画はJEPG/Exif 2.2準拠で112×112画素から4600×4600画素の表示が可能。動画はAVI/MOV(MPEG-1)に対応し、160×112画素から720×480画素/毎秒8から30フレームまでに対応。MP3の音楽再生も行なえる。
チューナーは地上アナログ/地上デジタル/BSデジタル/110度CSデジタル対応を搭載し、入力端子は、Sビデオ(S1/S2)×3、D4端子×2、アナログRGB、HDMI端子、i.LINK(IEEE 1394)×2などを装備する。USB端子×2(A、B)とカードスロット(CF/スマートメディア/メモリースティック(PRO)/SDメモリーカード/MMC/xDピクチャーカード対応)も用意されている。スピーカーは、ウーハー(120mm径)×2、ツイーター(50mm径)×2を搭載し、音声最大出力は15W+15W。電源はAC100Vで、消費電力は296W(待機時:約0.9W)。本体サイズは幅179.9×奥行き48.1×高さ106.8cm、重量は約58.5kg。
『ELS-55GL1』は、画面サイズが55Vインチとなる機種で、本体サイズは幅158.0×奥行き42.3×高さ94.0cm、重量は約48.5kg。基本機能は同等。