丸文(株)は10日、英nCipher(エンサイファー)社と代理店契約を締結し、同社のハードウェアセキュリティーモジュールおよびトランザクションSSL、アクセラレーター製品の販売を開始したと発表した。『nShield』をはじめとするハードウェアセキュリティーモジュールを取扱製品に加えることで、ネットワークセキュリティー関連製品群を拡充する。
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『nShield』は、米国商務省標準技術研究所(NIST)による暗号規格“FIPS(Federal Information Processing Standard) 140-2”のLevel 3の認定を受けている製品。暗号方式はDES/3DES、AES-Rijendael、Arc Four(RC4互換)のほか、DHなどの鍵交換方式、RSA/DSAなどの公開鍵暗号方式をサポートする。認証局対応のアプリケーションにも対応。ハードウェアへの物理的破壊行為から内部データを保護する耐タンパ性、リアルタイムクロック、最高で毎秒400回の暗号処理(1024ビット長)などが特徴。SNMPによる管理に対応する。サポートするOSは、AIX 4.3.3/5L 5.1、Linux(Kernel 2.2.19/2.4.0以降)、Solaris 2.6～9、HP-UX 11.0、Windows 2000(SP3)/NT 4.0(SP6a)。価格は310万円から。
