富士マグネディスク(株)は17日、データの修復を行なうサービス“総合データ修復サービス”に、デジタルカメラで撮影した画像データをその日のうちに修復するメニュー“デジカメ画像データの即日修復コース”を追加すると発表した。20日からサービスを提供する。併せて、DVDなどの新しい記録メディアをサービス対象に加えることも発表した。
これは、デジタルカメラの急速な普及に伴い、記録メディアに保存したデータの復旧サービスへの要望が高まっていることに対応したもので、障害状況の初期診断結果が“修復可”であれば、専任技術者、その日の内に修復作業から発送までを行なうサービス。対象となる半導体メディアは、スマートメディア、xDピクチャーカード、メモリースティック、コンパクトフラッシュ、SDメモリーカードで、デジタルカメラで撮影した画像データのみが対象。修復した画像データはCD-Rに記録して返却される。料金は過去の実績の平均が3万5000円(CD-Rメディア代と宅配便の送料を含む)。初期診断のみは5000円。同社の東京・府中営業所に午前11時までに受け付けたものが対象となる。
また、DVD-R/RW、DVD-ROM、DVD-RAMに“Universal Disk Format”で保存されているデータに対して、独自のファイル修復技術“Find Object and Pilot navigation Software(FOPOS)”を利用して修復を行なう修復サービスの提供も開始する。そのほか、マイクロドライブやxDピクチャーカードの修復にも対応するという。