京セラコミュニケーションシステム(株)は6日、数万人規模まで利用可能なワークフローシステム『GreenOffice Workflow』をセイコーエプソン(株)と共同開発し、同社がワークフロー製品として販売すると発表した。価格は1CPUあたり600万円から。
『GreenOffice Workflow』 |
『GreenOffice Workflow』は、企業向けのグループウェア“GreenOffice”シリーズのワークフロー製品で、ビジネスプロセスにおける承認や決裁などのワークフローを自動化するためのソフト。同社の企業ポータル構築ソフト『GreenEARTHRPortal』と組み合わせれば、ウェブで統合された10万人以上のユーザーが利用できるビジネスプロセスワークフローシステムを構築できるという。J2EEに対応したほか、ワークフローシステムの国際標準規格“WfMC(Workflow Management Coalition)”に準拠したエンジンを採用しており、プロセスフローを流れ図で定義するだけで設計可能なパソコン用のワークフロー設計ツールや、設計データからワークフローアプリケーションを自動生成するツールも含まれる。