(株)エルザジャパンは30日、ビジネスアプリケーション向けにマルチディスプレー対応のグラフィックスカードの新製品として『ELSA WINNER4 200 NVS』と『ELSA WINNER4 400 NVS』の2製品を発売すると発表した。価格はELSA WINNER4 200 NVSが2万5800円で、ELSA WINNER4 400 NVSが15万8000円。8月1日に出荷開始を予定している。
『ELSA WINNER4 200 NVS』 |
『ELSA WINNER4 200 NVS』(WN200-64AR)は、デュアルディスプレーに対応したコストパフォーマンスモデルで、米エヌビディア社製の『Quadro4 200 NVS』グラフィックスプロセッサー(250MHz動作)と64MBのメモリー(166MHz動作のSDRAM)、350MHzのRAMDACを搭載する。2次元CADのほか、レタッチソフトやオフィスソフトなどのビジネスアプリケーション、ノンリニアビデオ編集などをターゲットにしており、3次元CADには向いていないという。解像度は最大で、アナログが2048×1536ドット、デジタルが1280×1024ドット。出力はLFHコネクター×1で、同梱の『LFH-VGA分岐ケーブル』(CB-LFH-DVI2)を利用してアナログRGB(VGA)×2に変換できるほか、オプションの『LFH-DVI分岐ケーブル』を利用すればデジタル(DVI-I)×2にも対応する(価格は3980円)。カードはサイズが幅175×奥行き65mmのLow-Profileデザインとなっており、AGPスロットに対応する(AGPx2/x4対応)。ATX仕様の標準ブラケットが付属し、オプションでLow-Profileブラケット『P3019』も用意する(価格は1000円)。対応OSは、Windows XP/2000/NT 4.0/98/Me。
『ELSA WINNER4 400 NVS』 |
『ELSA WINNER4 400 NVS』(WN400-64PR)は、クワッドディスプレー対応のグラフィックスカードで、エヌビディアの『Quadro4 400 NVS』グラフィックスプロセッサー(220MHz動作)を2個搭載し、1プロセッサーあたり32MB(計64MB)のメモリー(444MHz/222MHz DDR SDRAM)を搭載する。最大解像度はアナログが2048×1536ドットで、デジタルが1280×1024ドット。出力はLFHコネクター×2で、同梱のLFH-VGA分岐ケーブルを利用してアナログRGB(VGA)×4に変換できるほか、オプションの『LFH-DVI分岐ケーブル』を利用すればデジタル(DVI-I)×4にも対応。カードはPCIバス(Ver.2.1以上)に対応し、サイズは幅203×奥行き106mm。対応OSは、Windows XP/2000//NT 4.0/98/Me。